鳥取と岐阜県という別々の出身地で、せっかく鳥取に嫁ぐなら鳥取砂丘で！とニコニコしながら相談に来てくださったお二人がとても可愛らしくて。和装は和が似合う鳥取のロケーションで撮りたい！とのことで、コーディネートはあくまでもシンプルに。

少しずつ色づき始めた3月後半の観音院で撮影しました。

観音院といえば、庭園にシルエット。撮影に同行くださった楽しいご家族様達も、このシーンでは息を静めてお二人に魅せられていました。

ピンクの紅梅に包まれたお二人は何だか幸せいっぱい。

何かするたびにお茶目でキュートなお二人です笑

そしてなんと言っても両家のキャラクターが出るのが集合写真です！こちらは先頭のおばあちゃんが、みんなを楽しませてくださいました。

お洒落な新婦様と、こまやかなコーディネートにまで感想をくださる新郎様が、衣装合わせ中もとても楽しかったのを、よく覚えています。

黒のドレスを一目惚れした新婦様。実は可愛いこのドレスは、彼女が着てから 活躍するようになってきました。木漏れ日がドレスに降り注いでキラキラ、美しかった。

最後は白ドレスに着替えて念願の鳥取砂丘へ。

3月の夕方はまだまだ寒い中でしたが、家族がアシスタントしてくださったりして、アイテムを使ったいろんなカットをたくさん撮れました。

この日も風が良い仕事をしてくれて、ベールが美しく広がった瞬間をキャッチ。

春のはじめならではの夕暮れは肌寒く、でも肩にかけた白いショールがエレガントでした。

サンセット。空が一面にオレンジに染まって、二人のシルエットももちろん

あるのですが、優しい表情をされた二人の世界感が素敵な一枚。

数か月後。完成したアルバムを持ってそれぞれのご実家に戻られた際に、ご家族様たちが、アルバムを見ながらあの日の楽しかった記憶をますます楽しそうに、愛おしそうに話されていてホッとした、嬉しかったとお二人から感想をいただきました。

遠くに住んでるご家族も、撮影を兼ねて来鳥され、例えば温泉や鳥取観光を満喫しながらかけがえのない時間を共に過ごす、って、なんだかとっても素敵な計画で、贅沢な時間なのかもしれませんね。